ハック大学式 最強の仕事術 Chapter4〜行動こそ凡人の勝つ手段〜 まとめ

本章で述べられていたことは、「行動」の重要性である。

 

行動量を増やすことは多くのメリットが存在する。

 

1つ目は、思考が変化することである。

先に思考より行動を起こすことで、「壁」にぶつかる機会が多くなる。

その結果、壁を乗り越えるために思考する機会が増えて思考力を養うことになる。

 

2つ目はモチベーション面である。

行動に移すことでモチベーションが高いうちに行動を仕組み化できるため、

継続がしやすくなる。

 

3つ目は動機である。

みんなは仕事やプラーベートなどで、誰かから頼まれて行動した経験はないだろうか?

 

誰かに頼まれて行った行動はモチベーションが保てず作業的になってしまう。

そのため、自らの意思で行動を行うことでスタート時点でモチベーション高く行うことができる。

つまり、

外発的動機の場合→やらないといけない行動→モチベーションが保てない

内発的動機の場合→やりたい行動→高いモチベーション!!

 

以上のようなメリットがあるため、行動が重要だというのが筆者の主張である。

 

ハック大学式 最強の仕事術 Chapter3〜思考〜 まとめ

今回の章は内容が薄かったため、簡単に紹介する

 

今回の章では考え方について説明している。

紹介されていた考え方は4つある

 

1つ目は「MECE」という考え方である

MECEとは「モレなく、ダブりなく」という意味で、

情報を思考や情報を整理する際に使える。

ロジカルに考える際に、ダブりやモレを防ぐことは

論理の飛躍を無くすために必要不可欠なことである。

 

2つ目はロジックツリーである。

情報をテーマの関連性に基づいてグルーピングして、

問題を発見したり、解決するのに役立つ考え方である。

 

3つめは「オプション思考」である。

オプション思考はロジックツリーをもっと細分化した考え方で、

ロジックツリーで抽象化された解決策や要素を因数分解して

課題発見やボトルネックの発見に使える。

例えば、カフェで「来店顧客を増やす」という結論が出たとする。

それを因数分解すると

「来店顧客=新規顧客+リピート客」であるため、

新規客には新規顧客向けの施策を、リピート客にはリピート客向けの施策を

行うことができる。

 

最後は「仮設思考、数学思考」である。

これは文字通り問題に対して仮説を立てた上で考える思考法である。

これを行うことで、思考のスピードが格段に上がる。

仮設思考は日常生活でも無意識におこなっていることが多く、

「黒い雲がある→黒い雲は雨が降る→雨が降りそうだ」

といった様に、起きている事象に仮説を当てはめ論理的に展開する技法である。

この仮設思考にプラスアルファで数学思考が身につけば思考幅が広がると考えられる。

数字の変化を見てただ変化していると考えるのか、

ある理由があるのではと仮説を立てられるのか

で問題発見の量は大きく変わる。

 

上記した4つの考え方は名称と理屈を理解することが大切なのではなく、

これらの考え方を思考の際に取り入れることが大切なのである。

 

 

ハック大学式 最強の仕事術 Chapter2〜学び〜 まとめ

今日は昨日の続きであるChapter2を読んだ。

Chapter2は「学び」をメインテーマに、

学び方について説明していた。

 

学ぶために最重要なポイントは「アウトプット」をすることである。

そう筆者が考える理由は大きく2つある。

1つ目は理解の浅いところを見過ごさないから。

インプットだけの学びだとなんとなく理解した事象に対して理解したつもりになり、見過ごしてしまう。また、インプットするだけで使わないと脳が「いらないもの」という認識をしてしまい、忘れやすくなる。

しかし、アウトプットが前提だと三者が理解できるようにという意識が働く。

その結果、理解の浅さを見過ごしにくくなる。

またその情報に対する脳内の認識も変わるため、アウトプット意識が重要である。

2つ目フィードバックを貰えるから。

アウトプットすると相手から何かしらの反応があるだろう。

そのフィードバックを元に改善していくことで、

PDCAサイクルを多く回すことができるため、自己成長を促すきっかけを作れる。

以上の2点からアウトプットを意識した学び方は成長を加速させるという結論を筆者は述べていた。

 

では、アウトプットを効率的に行うためには、何を意識すべきか。

ここでのポイントも2つある。

1つ目は小学生に説明するつもりでアウトプットを行うことだ。

 

小学生に対して説明するためには、物事の中身を具体的に説明できないといけない。

そのため、彼らに理解して貰うことをゴールにすると自分に対して理解できているか自問自答を行う意識が芽生える。

結果、インプットには時間がかかるが質のいいアウトプットができるようになる。

2つ目は「それってつまり?」と自分に投げかけることだ。

知識を得たときに、そこで完結するとただの個別の情報である。

しかし、「それってつまり?」という言葉を入れると抽象度が高くなった知識同士を結びつけようとするため、知識と知識が繋がり新たな発見や新しい知識を得ることができる。

情報と情報がつながり利用できる様になって初めて情報が知識へと昇華されるため、

「それってつまり?」を学ぶ際に入れてみると思考が深まるだろう。

 

この章を読んで私が今まで行っていた勉強はインプットだけの非効率な勉強方法であることを知った。しかし今回アウトプットの重要性を知ったことで、今後の学びの質が向上することを確信している。

「それってつまり」自分のレベルが上がることを意味するため、人生の選択肢が増える。

「それってつまり」自分が幸福な人生を選べるから、人生の幸福度が上がりやすくなる。

つまり学びの質をあげる=自分が幸せになる確率が上がると言えるため、私は今後より学びの質を意識していこうと思う。

 

ハック大学式 最強の仕事術 Chapter1〜マインドセット〜 まとめ

要約

本章の結論はマインドセット次第で自分の成長速度は変わるということだ。

そのような結論を以下の3点の理由から述べられている。

 

・自責で考えること

「自責で考えること」で自分で原因を考える機会ができる。

その結果思考する機会やPDCAサイクルを回す機会が増えるため、成長速度が上がる。このようなメリットがあることを意識して自責の意識づけをすればいい。

 

・手段を目的化しないこと

手段を目的化してしまうと結果に近づいていないことに気が付きにくくなり、自分の間違いに気がついて軌道修正できなくなってしまう。そのため、自分の行動や思考に疑いをかける意識を持つことが自分の成長につながる。

 

・人をコントロールできないことを理解すること

相手の評価や相手の意識を100%コントロールすることはできないため、相手に期待をかけたり、自分の化身のように思うことはやめたほうがいい。相手任せにすると自分の思考を止めてしまうため、成長を妨げる原因になる。