ハック大学式 最強の仕事術 Chapter3〜思考〜 まとめ
今回の章は内容が薄かったため、簡単に紹介する
今回の章では考え方について説明している。
紹介されていた考え方は4つある
1つ目は「MECE」という考え方である
MECEとは「モレなく、ダブりなく」という意味で、
情報を思考や情報を整理する際に使える。
ロジカルに考える際に、ダブりやモレを防ぐことは
論理の飛躍を無くすために必要不可欠なことである。
2つ目はロジックツリーである。
情報をテーマの関連性に基づいてグルーピングして、
問題を発見したり、解決するのに役立つ考え方である。
3つめは「オプション思考」である。
オプション思考はロジックツリーをもっと細分化した考え方で、
ロジックツリーで抽象化された解決策や要素を因数分解して
課題発見やボトルネックの発見に使える。
例えば、カフェで「来店顧客を増やす」という結論が出たとする。
それを因数分解すると
「来店顧客=新規顧客+リピート客」であるため、
新規客には新規顧客向けの施策を、リピート客にはリピート客向けの施策を
行うことができる。
最後は「仮設思考、数学思考」である。
これは文字通り問題に対して仮説を立てた上で考える思考法である。
これを行うことで、思考のスピードが格段に上がる。
仮設思考は日常生活でも無意識におこなっていることが多く、
「黒い雲がある→黒い雲は雨が降る→雨が降りそうだ」
といった様に、起きている事象に仮説を当てはめ論理的に展開する技法である。
この仮設思考にプラスアルファで数学思考が身につけば思考幅が広がると考えられる。
数字の変化を見てただ変化していると考えるのか、
ある理由があるのではと仮説を立てられるのか
で問題発見の量は大きく変わる。
上記した4つの考え方は名称と理屈を理解することが大切なのではなく、
これらの考え方を思考の際に取り入れることが大切なのである。